大相撲秋場所。
勝てば、静岡県勢初の幕内優勝となるはずだった
熱海市出身の熱海富士関(21)。
千秋楽。11勝4敗で迎えた優勝決定戦。
大関・貴景勝関に敗れ、初の賜杯には届きませんでした。
飛龍高校を卒業後、
角界随一の稽古量で知られる 伊勢ケ浜部屋へ。
猛稽古に耐え、十両優勝。再び幕内に戻ってきての今場所でした。
そして今場所、優勝争いを最前線で走る活躍を見せました。
あと一歩。あと一歩届きませんでしたが、準優勝。
初の敢闘賞獲得。
私たちに希望を与えてくれました。
おととし春。まだ序二段の頃に取材させてもらいました。
この頃は、高校卒業したばかり。
まだ髷(まげ)が結えず、
笑顔がかわいい18歳でした。
あれから2年。逞しく成長され、私たち静岡県民に勇気を届ける存在にまでなってくれました。
まだ21歳。
この経験を経て、きっとここから強くなるはず。
相撲界の次世代の星になっていただきたいと思います!
伊勢ケ浜部屋には、小兵ながら巨体の力士を次々倒す
焼津市出身の翠富士関もいます(今場所10勝5敗の好成績でした)!
早くも九州場所が楽しみですね!
日本の国技・相撲。
県勢力士の飛躍を願っています!