2023年

「一歩」を積み上げ2024年へ

2023年も残すところ、あとわずか。

Daiichi-TVをご覧いただいた皆様、ありがとうございました!

 

春。every.しずおか担当となり、事件、事故、政治、司法、、、。

正確にお伝えするのは当然のこと、かみ砕いてわかりやすく。と考えてきました。

4人のキャスターと一緒に。

癒し系・ないるアナと、賑やか系・永見アナ。優しさ溢れる松原アナと、熱血漢の私。

生まれも育ちも性格も異なる、4人の化学変化。いかがだったでしょうか?

 

夏。every.しずおか の取材で、富士山開山日(静岡県側)に登頂できたことは今年のハイライトでした。

(富士山頂からのご来光)

準備と根気。一歩一歩を積み重ねる大切さを実感しました。

それは、スポーツ中継も同じでした。

初めてのJリーグ実況。

10歳から胸に秘めて来た人生最大の夢。30年越しに叶い、感慨深いものでした。

(左:J2藤枝の須藤監督と 右:J2清水の秋葉監督&武田修宏さん)

しかし。シーズン序盤、高すぎる壁にぶつかりました。

実況者としては、高校サッカーとは別競技 という感覚になりました。

近年は、観る方のレベルが格段に向上。実況者は、何段階もアップデートしないといけないという焦燥感にかられました。

個人に焦点を当てるだけでなく、俯瞰して全体を伝える「画解き」(えとき)。

これが求められる、とJリーグの方から聞き、

現代プロサッカーの複雑な動きを言語化するのはここまで難しいのか、と感じたのです。

(わかってはいましたが、やはり自分は不器用だな、と。器用な人が羨ましかったです)

そして、日々生み出され、多様化し、定着していく無数の表現方法。付いていくのがやっとでした。

いや正確には、トップレベルには遠く、遠く及びませんでした。

毎試合、受験勉強並みに頭に知識を詰め込み、言語化しようと食らいついた1年でした。

 

試合前一週間は、夜に帰宅すると妻が「なんか老けたね」とポツリ。

顔にシワが増えた1年かもしれません。

でも、伸びきっていた脳みそが多少収縮したのなら・・・価値ある1年だったと思います。

 

2024年も、地道に一歩を積み重ねます。

突然高い山が現れても、怯まず登れるように。

1年間、ありがとうございました!

2024年、皆様にとってより良い1年でありますように!

よいお年をお迎えください。