新たな選手権 ともに全力で

第102回全国高校サッカー選手権 静岡県大会決勝。

静岡学園VS藤枝東 という

王国・静岡を牽引してきた名門対決となりました。

静岡学園は全国選手権優勝2回。

藤枝東は4回。

築いて来た歴史を大切にしつつ、新たな1ページを刻もうと臨む決勝戦。

静岡112校の頂点に立つ選手達が、最高のパフォーマンスを披露できることを願います。

 

一方で。

私たちアナウンサーにとっても、“選手権”は特別です。

2016年。

それまで決勝戦を務めてこられた秋元さんから、実況の襷を受け取りました。

一瞬一瞬で変わる試合展開。高校生、仲間、家族、監督、OBの方々ら、両校の想いの描き方。

実況後は、達成感の何倍も反省することが多く・・・。

終わった瞬間、サブアナとして横に居てくれた秋元さんに、悔しさを吐露してきた記憶が蘇ります。

(常にご指摘が的確で、その夜は飲みながら労ってくれました)

開始18秒でのゴールや、逆転劇。延長戦、PK戦。

迷路で突破口を探す難しさに直面しながら、解説者の方々にも多く助けていただきました。

 

そして、2023年。新たな1ページ。

決勝戦実況という襷を、後輩の須藤アナに渡します。

今大会、高校生に寄り添う彼の取材姿勢を見ていると、素晴らしい準備をしていると感じています。

 

きっと、いい決勝戦になります。

 

102回大会のテーマ「ともに全力で」。

松原アナは、静岡学園ベンチリポート。

臼井アナは、静岡学園応援席リポート。

澤井アナは、藤枝東応援席リポート。

私は、藤枝東のベンチリポートを務めます。

秋元アナはサブアナとして、須藤アナの横で今大会も決勝を支えます。

(今週はみんな、遅くまで残って頑張っていました)

Daiichi-TVで、11日(土)午後1時から実況生中継! 

私たちも、ともに全力で。