熱海市伊豆山で土石流が発生してから
きょうで2年が経ちました。
28人の尊い命が犠牲となり
家を流された住民は、今も自宅に帰れないままです。
9月には「警戒区域」が解除される見通しですが
戻るため準備を進める人、戻れない人、様々です。
被災した住民に伺うと
「行政にはもっと声を聞いてほしい」
「市の説明が足りない」
こうした声が未だ多く聞かれます。
住民が納得する復興のためにも
熱海市には丁寧な対応が求められます。
先日、伊豆山の海を見渡せるカフェ
「あいぞめ珈琲店」を訪れました。
「故郷に帰れなくなった人も
立ち寄れる場所になるように」
「住民、観光客、みんなが気軽に集える憩いの場に」
との願いを込めて、ボランティア団体
「テンカラセン」が運営している素敵なお店です。
![](https://blog.tv-sdt.co.jp/tokumasu/wp-content/uploads/sites/8/2023/07/20230702_171845.jpg)
(「伊豆山を支援したい」と大阪から移住して
カフェで働く熊野芽依さんと)
![](https://blog.tv-sdt.co.jp/tokumasu/wp-content/uploads/sites/8/2023/07/20230702_164324.jpg)
カフェの壁には「伊豆山に笑顔を!」
「復興へ、応援しています」など
訪れた人のメッセージが
数えきれないほど沢山、寄せられています。
多くの人がつながり、支えあい、
伊豆山の皆さんが納得する形で
復興が進んでいくことを願い、
これからも伊豆山を応援していきたいです。
きょうのevery.しずおかでは
熱海市伊豆山からの中継を交えて
現状をお伝えします。是非ご覧ください。