今月、伝統的な茶の製法である
「手揉み製茶」が
国の登録無形文化財に
登録されることになりました!
「手揉み製茶」は
煎茶や玉露などの茶を手作業で作り上げる
伝統的な技で、この度、歴史上の意義と
芸術的な美しさが評価されて
登録が決まりました。
今は機械での製茶が一般的ですが
長い間お茶の製法だった「手揉み技法」。
私も県の保存会に入っているので
その価値が認められて
とても嬉しいです!
焙炉と呼ばれる炉の上に
和紙を張った道具を使って
熱を加えながら様々な手使いで
茶葉に圧力をかけて水分を取りのぞき
形状を整えてお茶を仕上げていきます。
茶の先端が針のように細くなっているものが
優れているとされますが
まだまだ慣れない私が揉むと
とてもそのような形にはなりません!
一方で先輩方の鮮やかな手技にかかると
とても美しく仕上がります。
これからもこの技が
長く継承されて、お茶の文化として
伝えられていくことを願います