2021年8月4日

土石流発生から1か月

3日、熱海市伊豆山で
土石流被害が発生して
1か月が経った現場を取材しました。

被害が大きかった逢初橋の周辺では
当初と比べて大分
土砂が撤去されたものの
まだ、家や店の中に
土砂が残っているところもあります。
規制が解除され、ボランティアが
立ち入れる範囲が広がったことで
ここ数日、土砂のかき出しが
一気に進んだそうです。

それでも住民は
「まだまだ生活の立て直しには
時間がかかる」と話します。
家が流されてしまった人、
家は無事だけど危険区域で帰れない人。
店が被災して、営業ができない人。
被災した方々の事情は本当にそれぞれで
行政のきめ細かい支援が必要です。

住民同士、互いに「大丈夫?」
「大丈夫!」と声をかけあい、
支えあって前を向く姿に
伊豆山地域の絆の強さを感じました。
そんな伊豆山の皆さんを応援して
これからも継続的に
できる支援をしていきたいと思います。