静岡のお茶の祖といわれる聖一国師。
静岡で生まれた鎌倉時代の高僧で、
中国から茶の種を持ち帰り、
静岡市に撒いたことで
知られていますが・・・
聖一国師の功績は、他にも色々とありました!
先日、福岡県福岡市で行われた
「博多祇園山笠」を取材して来ました。
![](https://blog.tv-sdt.co.jp/tokumasu/wp-content/uploads/sites/8/2018/07/DSC_2219.jpg)
このような大きな「山笠」を担いだ男衆が
勢いよく博多の街を駆け回る
迫力のあるお祭りですが、
実はその起源も、聖一国師。
約800年前に聖一国師が
疫病が流行った博多の街を鎮めるために
水を撒いたことから、始まっているそうです。
博多には聖一国師が開いた
承天寺というお寺がありますが、そこには・・・
![](https://blog.tv-sdt.co.jp/tokumasu/wp-content/uploads/sites/8/2018/07/DSC_2232.jpg)
左は「うどん、蕎麦発祥の地」
右は「御饅頭所」と書かれた石碑です。
そう、うどんや饅頭などの粉もの文化も、実は聖一国師が
中国から持ち帰った製粉技術によって
広まったといわれています。
そこで博多のうどん店へ。
ごぼうの風味がよく出汁も優しいうま味が広がる
「ごぼう天うどん」。
![](https://blog.tv-sdt.co.jp/tokumasu/wp-content/uploads/sites/8/2018/07/DSC_2226.jpg)
もちもちつるつるの麺は、少し茶色がかっていますが
こちらのお店「博多あかちょこべ」のご主人が
聖一国師が伝えた頃のうどんを再現した
メニューなのです!
![](https://blog.tv-sdt.co.jp/tokumasu/wp-content/uploads/sites/8/2018/07/DSC_2227.jpg)
「古代胚芽入り」のうどん。
800年前、こんな味だったのかな・・・
静岡生まれの偉人に思いを馳せて
タイムスリップした気分で美味しくいただきました。
皆さんも、博多に行かれたときには、是非。