「何のために放送をするのか」
「誰かのためになるのか」
今回、24時間テレビのディレクターを
担当させていただき、先ほど放送が終わりました。
牧之原市などに甚大な被害をもたらした竜巻。
壊された美容室。
美容師三世代が紡ぐはずだった未来は。
↑前回ブログに書かせていただきました。
牧之原市の高台で。まだ修理されていない屋根を多く見ました。
「何のために放送をするのか」
「誰かのためになるのか」
自問しながらの数か月でした。
放送中。取材させていただいた美容師三世代・
祖母・純子さん、母・清香さん、息子の立稀さんの3人が
VTRを見てくれました。
中盤以降、視線の先に3人が涙を拭う姿がありました。
去年9月に目を覆いたくなるような悲劇が起きて、
家族で守って来た美容室が全壊。
他者を思いやれる状況ではないのに
建物に突然入って来た取材者に傾けてくれた優しさを、忘れることはありません。
(恩返しをしなければ・・・)
あの日から1年。
VTRの放送、中継が終了。
「感動しました」「ありがとうございます」。
「最後、みんなで肩を組んで写真撮りましょうよ!」と。
「何のために放送をするのか」。
「誰かのためになるのか」。
暗闇に光が射した気がしました。
取材でいただいた恩を返すため。竜巻を風化させないため。
どこかで心を痛めている方のため。一筋の光を。
24時間テレビのVTRを制作することに
意味がある、と思えた夏でした。
番組を通じ、ご協力いただいた全ての皆様。
善意を寄せてくださった全ての皆様。
放送させていただけることに感謝を込めて。
ありがとうございました。


