2026年

放送させてもらえること

「何のために放送をするのか」

「誰かのためになるのか」

今回、24時間テレビのディレクターを

担当させていただき、先ほど放送が終わりました。

牧之原市などに甚大な被害をもたらした竜巻。

壊された美容室。

美容師三世代が紡ぐはずだった未来は。

24時間テレビ 竜巻取材 | 伊藤薫平アナウンサーブログ

↑前回ブログに書かせていただきました。

 

牧之原市の高台で。まだ修理されていない屋根を多く見ました。

「何のために放送をするのか」

「誰かのためになるのか」

自問しながらの数か月でした。

 

放送中。取材させていただいた美容師三世代・

祖母・純子さん、母・清香さん、息子の立稀さんの3人が

VTRを見てくれました。

 

中盤以降、視線の先に3人が涙を拭う姿がありました。

去年9月に目を覆いたくなるような悲劇が起きて、

家族で守って来た美容室が全壊。

他者を思いやれる状況ではないのに

建物に突然入って来た取材者に傾けてくれた優しさを、忘れることはありません。

(恩返しをしなければ・・・)

 

あの日から1年。

VTRの放送、中継が終了。

「感動しました」「ありがとうございます」。

 

「最後、みんなで肩を組んで写真撮りましょうよ!」と。

「何のために放送をするのか」。

「誰かのためになるのか」。

暗闇に光が射した気がしました。

 

取材でいただいた恩を返すため。竜巻を風化させないため。

どこかで心を痛めている方のため。一筋の光を。

 

24時間テレビのVTRを制作することに

意味がある、と思えた夏でした。

 

番組を通じ、ご協力いただいた全ての皆様。

善意を寄せてくださった全ての皆様。

放送させていただけることに感謝を込めて。

ありがとうございました。