藤枝で歴史的な1日

先月開幕した、サッカーJリーグ。

J2開幕戦 藤枝VS長崎の実況を担当させていただきました。

0-0のスコアレスドロー。張りつめた空気の中で、両者決定機を欠き・・・開幕戦らしい試合となりました。

解説の佐藤悠介さん、ありがとうございました。

 

この日、藤枝MYFCは、新しい一歩を踏み出しました。

1924年。藤枝東高校でサッカーが校技となりました。これに端を発し、

藤枝市はサッカーの町として100周年。そしてMYFCは、クラブ創設15周年です。

節目の2024年。 2月24日の開幕戦。

これまで無かったバックスタンドが新設された藤枝総合運動公園サッカー場は、

「1万人収容スタジアム」として生まれ変わりました。

 

スタジアム正面に チームスローガン「一体感」の大横断幕。

 

チームバスの入口には、各所に藤色の装飾。

スタジアムは、全てがJ2仕様に変貌を遂げていました。

 

その開幕戦に訪れた観客は、 過去最多「7243人」。

 

過去には、市内の小学校のグラウンドを借り、練習してきたというチーム。

JFL時代には、観客が「平均500人程度」しか入らなかったシーズンも。

J3に上がっても、アウェー戦にはサポーターが「1人」だった試合もあるようです。

「あの日を考えると・・・7000人かぁ。おれ泣いちゃうよ」。

 

藤色のユニフォームに身を包み、声をからす、

スタンドのコールリーダーの言葉が 歴史的な一日を物語っていました。

 

次はJ1へ。2024シーズン。藤枝MYFCの挑戦は、新たなフェーズに突入しました。