現在、全国高校サッカー選手権の取材で
秋元アナとともに、日本各地を回っています。
(私は今年、1回戦、2回戦、準々決勝の3試合を実況予定で、担当校が各地にあります)
どの高校にも物語があり、大きな刺激を受けます。(秋元アナブログ)
それは、こんな場所でも。
選手権全国大会制覇 3回。
赤い彗星を異名を持つ 福岡県代表=東福岡高校。
私にとっては高校3年間、過ごした母校です。
校訓「努力に勝る天才なし」。この言葉が辛いことが何度もありましたが、
仲間と切磋琢磨できた3年間でした。
今回、準々決勝を担当できる事とか、そのブロックに母校がいるとか、
依然強豪であるとか、様々な要因が重なり、取材に向かうことが出来ました。
↑写真左が、当時の学び舎。
思い出が蘇り、当時を回想していました。
そこに・・・
「おお~!」と満面の笑みで登場したのが、
サッカー部元監督の志波芳則(しわ・よしのり)先生。
東福岡を強豪に育て上げ、1997年度には高校3冠を達成した高校サッカー界のレジェンドです。
かつてブログにも書いたのですが、サッカー選手としての才能は皆無だった私。
プレーヤーとして挫折し、高校時代は陸上部でした。
ただ、なぜか体育副委員長というのを務めていて、志波先生とは関りが。
サッカーへの情熱だけは消えなかったので、
卒業後も志波先生に電話をし、選手権の会場で会い、
「いつか取材で母校に行けるよう頑張ります」と意思を伝えてきました。
そして、縁が繋がり母校のグラウンドで再会。
志波先生に「やっと仕事で来られたとね!」と言われ、胸が熱くなりました。
止まっていた時計が、別の動力で動き出したような、不思議な感覚でした。
帰りの新幹線。
「年末年始、忙しくなるけど、ご自愛専一で」と志波先生からメール。
こんな私の体調を気遣っていただき、先生、本当にありがとうございます。
恩返しの為にも、努力を積まなければと誓いました。
(左から私&日本テレビ・山本紘之アナ&平岡道浩監督&福島中央テレビ・石井佑弥アナ&福岡放送・元木寛人アナ)
努力に勝る天才なし。
志波先生。 全国大会、実況頑張りますね。
全国3800校の頂点へ。
全ての高校にリスペクトを込め、開幕へと向かいます。