ことしで99回目となる全国高校サッカー選手権
静岡県大会の決勝が終わりました。
優勝は、3-0の完勝を収めた藤枝明誠でした。
初めて決勝に上がって来た東海大静岡翔洋は、
創部初の優勝はなりませんでした。
サッカー王国復活をいち早く掲げ、優勝した藤枝明誠。
グラウンドにはその思いとともに、こんな横断幕が。
「臥薪嘗胆」。
苦しいことの先に成功を掴む、という意味ですが、
まさに今年ほど苦しかった年は無かったと思います。
大好きなサッカーができなかった3カ月。
それでも諦めず、前を向き、かつてない困難に挑んできました。
部活再開後は毎日この四文字を見て、成長してきた選手たちです。
4年ぶりの栄冠。ぜひ、全国で暴れてきて欲しいと思います。
東海大静岡翔洋は、初めての決勝でした。
第4シードからの、下克上を目指してきました。
「自分たちなら出来る。そう信じて戦うんだ」
太田監督の情熱が、選手の心を1つにし、
藤枝東や浜松開誠館など、第1シードを次々に破ってきました。
「世の中を見渡してほしい。最後まで諦めず、
成功を願い続けた人だけが成功しているじゃないか。」
終了直前までボールを追い、挑み続けた姿は、
必ず次の人生へとつながると思います。
私たちアナウンスチームもそれぞれの場で、
挑戦をしてきました。
去年の自分を超えようと、
80分間、集中力を研ぎ澄ませ、チームとなって戦いました。
全員に反省点があって、
完璧と思えることは・・・毎年ありません。
ただ確実に言えるのは、
多くの反省点を糧に、また一回り、
チームが強くなったことです。
今後の様々な番組のどこかで生きてくるはず!です。
私の恥ずかしい反省点は、
絶好調の選手を語るときに
つい口から出てしまった、
「この選手はラッキーマン!」でしょうか。
センス皆無。もはや失敗ワード。
ラッキーボーイならまだしも。
ラッキーマン・・・。
センスを良くする挑戦が、きょうから始まりました。
解説の北澤さん。
私がラッキーマンと言ったあと、
「ラッキーマンですよね!」とかぶせてくれました・・・。
優し過ぎ。。。
本当にありがとうございました。