幕末の志士・坂本龍馬。
高知の桂浜から太平洋を眺め、
「日本の夜明け」を夢見ていました。
26歳で土佐(高知)を脱藩。
日本を変える。その思いが
薩長同盟の締結や大政奉還へとつながっていきます。
桂浜の近くにある、高知県立坂本龍馬記念館。
ここには「シェイクハンド龍馬像」があり、
龍馬像と握手することができます。
私は9年間高知に住んでいましたが、
人生に迷っていた時に龍馬像と握手し、
静岡を目指す決意をしたことを覚えています。
いま静岡市立美術館で開催中の
「没後150年 坂本龍馬」。
龍馬の手紙からは、息遣いが伝わってきて、
龍馬像と握手した時の気持ちを思い出しました。
有名すぎる「日本を今一度せんたく(洗濯)」の一文は、
やはり何度見ても、心の底が熱くなる気がします。
悩みは人それぞれですが、
龍馬の思いに触れることで、
どこか背中を押されるような・・・
不思議な展覧会です。
自分だけの龍馬に会える、
「没後150年 坂本龍馬」。
ぜひ足をお運びください。