熊本地震の被災地に静岡から向かったのは、人だけではありません。
今回取材させてもらったのは、災害救助犬。
今月20日まで被災地で救助活動に当たりました。
優れた嗅覚を活かして、
がれきに埋もれた生存者を探し出します。
人間が気づかない所に素早く反応するという救助犬。
倍率およそ3倍という試験を突破した犬です。(ちなみに普段はペット)
ラブラドールやシェパードなど、
大型犬のイメージもありますが、
最近は、「小回りがきく」「子どもが怖がる」などの理由で
写真のように、小型犬(コーギー)も救助犬になっています。
集中力が持続する時間は15分から20分が限界。
静岡から向かった犬たちは、
1分1秒を争う災害現場で最大限に集中して戦っていました。
もちろん災害が起きないのが一番ですが、
救助犬たちは、いまも訓練に余念がありません。