過去最短の梅雨に?

みなさんこんにちは

静岡が含まれる東海地方は6月14日に梅雨入りの発表がありました。

梅雨入り時の天気図(ウェザーマップ提供)

平年より8日遅く、季節進行は遅れ気味です。

これは上空に寒気が流れ込みやすく、梅雨前線がなかなか北上できなかったことが要因です。

度々雷注意報が発表されたのも、それが要因です。

では、梅雨明けも遅れるのかというと、そうでもありません。

最新の1か月予報によると、6月末からは平年よりも曇りや雨の日が少ない予想です。

気象庁HP 季節予報より

これは太平洋高気圧の北への張り出しが強く、

梅雨前線の北上が早いために、梅雨空も少なくなるからです。

ですから、梅雨明けも早そうです。

現時点での16日間予報を見ると、6月30日以降は晴れマークが多くなっています。

ウェザーマップ提供

その後前線の南下がなければ、早くもここで梅雨明けしてしまうことになります。

東海地方の梅雨明けの平年日は7月19日ごろ。

それよりは早い梅雨明けになり、梅雨の期間は短くなりそうです。

梅雨の期間は、統計開始の1951年から去年の平均をとると40日間。

過去最短記録は1951年、1958年、1960年の20日間

昔の方が梅雨期間が短いのが何か気になる所ですが、、、

今年の梅雨入りが6月14日ですから、7月4日までに梅雨明けの発表があれば

過去最短を更新することになります。

短い梅雨にはなりそうですが、大雨の心配がないわけではありません。

むしろ、その短い期間に一気に雨が降って、大雨になるリスクが高まっています。

さらに、気温はかなり高くなる恐れがあり

極端な雨と暑さに要注意の梅雨となりそうです。

やっかいな季節ですが、皆さん一緒に乗り切りましょう(^^)/