2021年6月

虹がみられやすい条件多かった?

みなさんこんにちは

今年の梅雨はあんまり梅雨らしくないと思っている方も多いかもしれませんね。

静岡の過去30日間の日照時間は平年の1.2倍で

平年よりも日差しが多かったことを示しています。

(気象庁HP 昨日までの30日間日照時間平年比)

その一方で、降水量は大体平年並みでした。

(気象庁HP 昨日までの30日間降水量平年比)

ということは、今年の梅雨は雨量が少ないわけではないのです。

晴れ☀️が多く、一雨の量も多い☂️タイプですね。

梅雨には陽性、陰性の2種類があり

陽性は晴れたり大雨となったり極端

陰性は長くシトシト弱い雨が続きます

ここまでは陽性で来ている感じですね。

これは上空の寒気が例年より日本付近に流れ込みやすく

梅雨前線がなかなか北上してこないことがひとつ要因としてあります。

そしてこの寒気により、ここ最近は午後に天気が急変するというパターンが頻発しています。

寒気が入り上空の気温が低くなると

地上との寒暖差が大きくなり

暖かい空気は軽いので上昇気流が生まれ

雲が発達して、やがて雨が降るということになります。

この寒気による雨は、

どこかしらで雨雲が湧くということは予め予測できるのですが

どこで、というピンポイントではなかなか前日とかだと読めません。

なので、「所により」としか言いようがありません。

ご了承ください。笑

急に雨に降られるとは嫌だと思いますが

こうやって寒気により夕立が起きるとこれに出会えることがあります。

ですね。

セノバ中継中、建物の間から見えました。

虹は太陽の反対側で降っている雨粒で

太陽光が反射して7色を作り出します。

太陽の周りに出るハロの方が出現頻度は高く

意外と虹はレアなんですよ。

↑これがハロ

今まで寒気の影響でにわか雨が多かったので

条件的には虹が出やすかったのですが

この先は梅雨前線がもろに日本にかかるので

なかなか虹は見にくいかも知れません。

梅雨明け直前や夏の後半は

また見られやすくなるので

ぜひ「上空の寒気」や「にわか雨」という言葉を天気予報で耳にした際は

夕方太陽の反対側に注目してみてください🌈