夏のまとめ

こんにちは、松浦です。

最近涼しくなってきましたね。

がやってきたことを実感します。

気象庁の定義では6~8月をと定義しています。

そしては9月~11月です。

味覚の秋、スポーツの秋、読書の秋

いい季節が始まりますね。

さて、きょうは夏の天候がどうだったのか振り返ります。

気象庁が9月1日に、夏の天候のまとめを資料として出しています。

(詳しく知りたい方はこちら

一言でいうと、「高温多雨」でした。

特にが目立ちましたね。

(6~8月の降水量平年比、気象庁HP)より

西~東日本は前線の影響を受けやすく、平年より降水量がかなり多くなりました。

静岡県では特に西部の降水量が多く

平年比は浜松171%、三島145%、網代139%、静岡120%でした。

7月は梅雨前線や線状降水帯などの影響で記録的な豪雨となり

熱海では大規模な土石流災害が起き

多くの尊い命が奪われました。

また、8月も季節外れの大雨となり、夏全体の降水量が多くなりました。

ちなみに、梅雨入りは速報でお伝えしたときには

統計開始以来2番目に早い梅雨入りとお伝えしたのですが

確定値がこの資料で発表され、東海地方の梅雨入りは6月13日となり

平年よりもやや遅い梅雨入りということになりました。

速報値として出すときは、週間予報で予想を使うため

あくまで梅雨入りしたと「みられる」というふわったとした感じでお伝えします。

それは今回のように実際の天候を振り返った時に

本当はこの日だったね、と修正することがあるからです。

また、気温ですが平年より高くなりました。

(6~8月の気温平年差、気象庁HPより)

季節外れの大雨の影響で低温となった時もありましたが

その大雨が明けた後は猛暑が続き、結果として高温となりました。

中でも浜松では6日連続猛暑日となり

8月下旬としては1883年の観測開始以来初めてのこととなりました。

気象や気候の世界では、何か大きなことが起きれば

それとバランスをとるように逆の大きなことが起きることが多いです。

例えば、日本の降水量は総量はあまり変わってませんが

大雨や雨が降らないという日数はそれぞれ増加傾向です。

また世界のどこかで高温となっていれば、どこかは低温となっています。

色々あった夏でしたが、大雨の季節は終わっておらず

これから台風シーズンです。

今一度、身の回りの備えや、災害が迫っているときに取るべき行動を見直してみましょう。