みなさんこんにちは
今月は気温の変動が大きく
服装選びが大変でしたね
上旬には静岡で最高気温28℃と
過去最高となりましたが
最近は平年を下回る寒さの日もあり
季節が急に駆け足になりました。
紅葉はきれいに色づいたようで
たくさんのお写真をご投稿頂きました。
ありがとうございました。
![](https://blog.tv-sdt.co.jp/matsuura/wp-content/uploads/sites/13/2023/11/IMG_0854-300x169.jpeg)
滝ノ谷不動峡・藤枝市(11/20撮影)
さて、あすから12月です。
今シーズンは暖冬の予想です。
エルニーニョなどの影響で
冬型気圧配置が弱く、寒気が弱いためです。
![](https://blog.tv-sdt.co.jp/matsuura/wp-content/uploads/sites/13/2023/11/season_20231130_145400-300x169.jpeg)
冬といえば雪ですが
静岡は内陸を除いてあまり馴染みがありませんね。
ですから、県内には積雪計が1つしかありません。
(大雪の時だけ稼働する2地点はあります)
それは静岡市駿河区の気象台に設置されています。
![](https://blog.tv-sdt.co.jp/matsuura/wp-content/uploads/sites/13/2023/11/0d40a5e4a645fc6b96e767d64ac0878e-300x146.jpg)
気象庁HPより
実際の観測機器を見たことない人が
多いと思いますので写真を貼っておきます。
![](https://blog.tv-sdt.co.jp/matsuura/wp-content/uploads/sites/13/2023/11/IMG_0966-300x169.jpeg)
静岡地方気象台の積雪計
上からレーザー光線が出ており
雪までの距離を測っています。
こちらの画像を見ると赤いレーザー光線が見えます。
![](https://blog.tv-sdt.co.jp/matsuura/wp-content/uploads/sites/13/2023/11/IMG_0969-300x169.jpeg)
静岡地方気象台の積雪計
きっと高価な機械でしょうが
ほとんど出番はありません。笑
日本一出番がないといっても過言ではありません。
とはいえ、実は過去の記録を見ると大雪の時もありまして
静岡の最も深い積雪の記録はなんと1945年2月の10cm!
最近の記録だと2001年2月に3cmの記録があります。
普段いくら降らないといっても
たまに降る異常なときの観測を残しておくことは
とても大切なことです。
ちなみに、暖冬の時こそ静岡は雪に注意しなければなりません。
上記の静岡の積雪の記録はどちらも2月。
これは南岸低気圧が原因の雪です。
この低気圧は冬型が弱い暖冬の年は接近が増える恐れがあります。
久しぶりに積雪計が活躍することがないとは言い切れないので
油断せずにこの冬を過ごしましょう。