令和2年7月豪雨

みなさんこんにちは

毎年どこかで大きな水害が起こる「梅雨」

今年も甚大な被害が九州や中部地方で出てしまいました。

この大雨は「令和2年7月豪雨」と名付けられました。

まだ大雨が続く中で名前が付けられたのは珍しいのではないかと思います。

それだけ大雨が長期化しているということです。

大雨で亡くなられた方、ご冥福をお祈り申し上げます。

7月に入ったころ

「梅雨明けは早い」という予想だったのですが

大気の流れが大きく変わり

今のところでは「ほぼ平年並み」の予想に変わっています。

ちょこっと難しい話をすれば

今シベリア付近にブロッキング高気圧という

非常に動きの遅い高気圧が出現しています。

(気象庁HPより 500hPa高度&平年差)

例年であれば太平洋高気圧が梅雨前線を押し上げて

梅雨明けとなるのですが、

今年はこの北にあるブロッキング高気圧の影響で

日本付近に梅雨前線が停滞しやすく

各地に大雨をもたらせています。

また北極付近に高気圧があるため

日本付近には寒気が流れ込みやすく

梅雨前線の活動が活発化しやすいこと影響していると思われます

で、じゃあいつ梅雨明けするんだということですが

正直はっきりしません。

来週から晴れ間が多い予想ではありますが

明けても不安定な天気が続くのではないかと思います。

作物にとっては恵みとなる雨ですが日照不足は痛手となります。

どうか大きな被害がなく梅雨が明けてほしいですね。