この瞬間に立ち会えることに感謝!

皆さん、こんにちは!
11月に入り、朝晩はずいぶんと冷え込むようになり、Daiichi-TV内では少し咳をする音が
聞こえています。
皆さんは体調を崩されていないでしょうか。

さて、全国高校サッカー選手権への出場権をかけた予選が行われている県内。
この度、高校サッカーの中継に携わらせて頂くことになり、
準々決勝、浜名高校VS藤枝明誠高校の一戦を伝えさせていただきました。


ベスト4進出をかけた準々決勝で対戦するのは今年で3年連続!
過去2回は浜名高校が勝利し聖地・エコパスタジアムへ進んでいます。

藤枝明誠の選手からは
「去年の試合後にロッカールームで見た先輩の涙が1年間、ずっと頭の中に残っている。
今年こそ勝つのは僕たちです」との言葉が。
まさに因縁の対決です。

迎えた試合当日!
両チームの意地がぶつかり合う熱戦・・・の様相を呈していたのですが

予想しなかった濃霧で前半序盤におよそ2時間半の中断に。
(この後、もっと霧が濃くなり、奥の横断幕が一切見えなくなりました)

その後、試合は再開されましたが、決着がつかず試合は延長戦に。

延長戦に入ると風向きが一変、風と雨脚が強まりプレーどころではない状況になり
異例の無効試合となりました。

再試合は1日休養を挟んで2日後。


両チーム、ベストコンディションからは程遠い状況でも、選手たちは80分間ピッチを
走り切りました。
結果は1-0で藤枝明誠高校が3年ぶりベスト4進出です。

藤枝明誠の選手をはじめ、勝利には届かなかったものの最後までゴールを狙い続けた
浜名高校の選手の姿が会場に駆け付けた多くの方の心を打ち、
試合後、大きな拍手が送られていました。

高校サッカーを勉強中の私ですが、なぜ高校サッカーがここまで愛されるのか、
そして人を魅了するのか、知ることが出来た瞬間でした。
これからも、もっと勉強して、選手の皆さんのかけがえのない一瞬を
少しでもお伝えできるよう頑張っていきます!

また、私の高校サッカーデビューが異例続きだった試合、そしてどんな状況でもひたむきにボールを追いかける選手たちの姿は一生忘れられません!

さて、Daiichi-TVでは
11月9日の準決勝(浜松開誠館vs藤枝明誠、静岡学園vs飛龍)を
2試合ともYouTubeの公式チャンネルでライブ配信し、
そして午後1時からの第2試合を地上波生中継します。
次の試合でもどんなドラマが待っているのか。
ぜひご覧ください。