2020年5月6日

色んな虹

みなさんこんにちは!

まだまだ大変な状況が続いていますね・・・

早く元の生活に戻ってほしいところです。

さて、こんな状況でも何の影響も受けない空。

空は毎日違う顔を見せてくれるので全く飽きません。

時には人を感動させるようなものも見せてくれます。

というわけで、

今回はみなさんも生で見てみたい!と思うような

僕が撮ってきた写真を紹介しようと思います。

まずはこちら↓

太陽の周りに虹の輪っかが見えますね。

これはハロといって、

小さな氷の粒でできた雲で

光が屈折することで見られます。

薄雲が広がっているとよく見られますが、

薄雲は前線が近づいている、

つまり天気が下り坂に向かっているときによく出るので、

このハロを見たときは近いうちに雨が降ることが多いです。

続いてこちら↓

太陽の両サイドに光っているものがありますね。

もうちょっと拡大するとこんな感じ

これは幻日といって、

太陽の高度が低い、朝方や夕方に見られます。

これもハロと同じく薄雲が広がっているときに見られます。

ハロよりは出現度は低いです。

もうちょっとレア度を上げてみましょう。↓

こちらはいつも見る虹とは逆向きですね。

これは環天頂アークといいます。

僕でもまだこの写真を撮ったときの1度しか見られていません。

仕組みはハロと同じですが、

もう少し条件が厳しく出現度はかなり低いです。

ちなみにこのように太陽の下に一直線にできる虹もありますが、

これは環水平アークと呼ばれています。

では最後にこちら↓

虹色の光の輪の中に飛行機の影が見えますね。

これはブロッケン現象とかブロッケンの妖怪と呼ばれています。

飛行機の窓から見たとき、

太陽の反対側に雲や霧があるときにたまに見られます。

こういった気象現象が見られるかもしれないと思うと

窓側の席を取りたいと思いませんか?

だから気象予報士は基本的に窓側の席を

取っていると思います(笑)

最近は飛行機にすら乗れませんが、

いつかまた乗れるようになる日を待ちわびています。

 

 

 

ことしに入り急激に世界が変わり

ろ頭に迷っている人もたくさんいます

なす術なしと思ってしまいそうですが、

にんげんこういう時こそ助け合い。

まずは自分で出来ることをやっていく。その

けっかとして、全ての人の幸せにきっと繋が

るんだと思います。

ながい道のりですが共に闘いましょう!