2025年8月

私のこれまで~学業~

前回に引き続き、私のこれまでを記します。今日は学業について!

 

私は高校1年生の時に学校行事の一環で、大阪釜ヶ崎という日雇い労働者の方が多く集まる地へフィールドワークに行きました。

それが私の労働問題への関心のはじまりです。

大学は、東京女子大学 現代教養学部 国際社会学科 社会学専攻 に進学しました。(所属名がとにかく長い、、、笑)

 

女性や労働に関わる問題を学び、卒業論文は「ワーキングプア」をテーマに77ページ、7万字書きました。(一度書き終えたら、75ページ7万字だったので、頑張って2ページ増やし、ぞろ目にしました笑)

実際に6人の当事者の方と支援団体の4人の方、計10人にインタビューを行い、問題を多角的に捉えることが出来ました。

 

また、日本語教員養成課程も履修していました。

この課程は日本語教員を目指したり、日本人と外国人の共生について学びを深めたりすることが出来ます。

最も印象に残っているのは、多文化防災の関係性です。東日本大震災を経験された教授が、

「外国人は、“高台”という言葉の意味が分からずに避難できなかった。避難出来たとしても避難場所で文化の違いから居心地の悪さを感じた、孤独だった」

という旨のお話がありました。

この話は日々のアナウンス業務の中で頻繁に思い出します。誰にとっても分かりやすい“やさしい日本語”を使いこなせるように精進します。

 

さらに、この日本語教員養成課程の繋がりで、外国にルーツがある子供達にオンラインで学習支援をしていました。

子ども達はいつも元気いっぱいでしたq(≧▽≦q)   “学習支援”でしたが、私の方が教えてもらうことが多かったなぁと振り返ります。

大学4年生の時には実際に対面で会い、ピクニックに出かけたのはいい思い出です。オンラインというWEB空間で繋がっていた子供たちと、リアル空間で出会えたことは本当に感動的でした。

スタジオを飛び出して視聴者のみなさんとリアルでのふれあいを大切にできるアナウンサーでありたいと思っています。