熱海市で発生した土石流被害。
連日、現地から中継をつないで被災地のいまを伝えています。
被災地の現状、避難者の現状、支援活動の現状。
様々な現場で生活されている人々のいまを伝えることを
心がけて毎日取材活動を続けています。
私自身、5年前に熊本地震を経験し、災害報道に携わりました。
その時、ある報道機関の関係者から教えられたことがあります。
「被災地ではいかに早く、多くの人の声や現状を届けられるかが大事」
報道によって多くの人が被災地の現状を知り、それが多くの人の防災意識向上や
支援活動へとつながっていく。だからこそ様々な視点、角度から被災地を見つめ
伝えていくことが大きな役割だと教えられました。
今回の土石流被害に関しても、そこから「盛り土問題」「避難者生活」「捜索活動」「ボランティア問題」「観光への影響」などなど、考えていかなければならない問題や課題がたくさん見えてきます。
被災地のいまをしっかりと見つめ、お伝えしていきたいと思います。